サマリ
本日(6/17)の国内では、大日本印刷が統計データ連携の生成AIマーケティングサービス「ペルソナインサイト」を発表し、AICX協会主催の「AI Agent Day 2025 Summer」で業界横断のエージェント導入事例が共有されました。リーガルテック企業は特許支援プラットフォーム「Tokkyo.Ai」をリリース、SUPERNOVAは法人向け生成AI「Stella AI for Biz」を月額1,980円で提供開始。TXP Medicalの研究センター音声入力アプリ試験導入やAMBLの統合支援「Generative AI Suite」リリースなど、業務自動化から人材育成まで幅広いサービスが登場し、実装フェーズが一段と深化しています。
海外では、Amazonがコーポレート部門の人員削減を示唆しAIエージェント導入を加速。G7首脳はAIを含む共同声明を採択し技術連携を強化。Oracle CloudはxAIの最新モデル「Grok 3」を提供ラインナップに追加、AdobeはFireflyのモバイルアプリをリリース。Nvidia CEOはEUに「主権AI」構想を提唱し地域インフラ整備を訴え、米国ではAIチャットボットや著名ポッドキャスターによる情報発信が伝統メディアを凌ぐニュース消費動向を示しています。
国内の生成AIニュース
DNP、統計データ連携の生成AIマーケティング開始
大日本印刷は総務省統計と連携し、100人の仮想生活者に生成AIでチャット調査ができる「ペルソナインサイト」を6月30日より提供開始。コストと時間を大幅に削減し、深層心理を可視化します。情報ソース
「AI Agent Day 2025 Summer」登壇者発表
AICX協会は7月開催の「AI Agent Day 2025 Summer」にて、製造・交通・航空・保険など12業界のAIエージェント導入責任者が登壇し、実践知見を共有します。情報ソース
特許支援プラットフォーム「Tokkyo.Ai」提供開始
リーガルテックはAIエージェントを搭載した特許支援サービス「Tokkyo.Ai」を6月16日にリリース。自動要約や権利範囲案出力で業務効率化を図ります。情報ソース
SUPERNOVA、法人向け「Stella AI for Biz」開始
SUPERNOVAは6月16日、組織横断で利用できる生成AIプラットフォーム「Stella AI for Biz」を月額1,980円で提供開始。無料トライアルも展開します。情報ソース
研究センターで生成AI音声入力アプリ試験導入
TXP Medicalは6月16日、研究センターで生成AI音声入力アプリのトライアルを導入し、医療現場の入力作業を効率化します。情報ソース
AMBL、一気通貫支援「Generative AI Suite」リリース
AMBLは6月16日、社内データ連携からRAG、AIOpsまで一気通貫で支援する「Generative AI Suite」をリリース。AzureやOpenAIとの連携を特色とします。情報ソース
海外の生成AIニュース
Amazon、コーポレート人員削減を示唆
AmazonはAIエージェント導入に伴い、コーポレート部門の人員を今後数年で削減する可能性を示唆。ルーチン業務自動化で効率化を図りつつ、新たな職種創出を模索します。情報ソース
G7首脳、AIを含む共同声明を採択
G7首脳はカナダで開催されたサミットで、AIを含む6件の共同声明に合意。技術協力や規制調和による安全かつ責任あるAI開発を推進します。情報ソース
Oracle Cloud、xAI「Grok 3」を提供ラインナップに追加
Oracle Cloudは、xAIが開発した最新モデル「Grok 3」を法人向けサービスのラインナップに追加し、企業顧客へのAI活用を支援します。情報ソース
Adobe、Fireflyのモバイルアプリをリリース
Adobeは初のAI画像生成スマートフォンアプリ「Firefly」をiOSとAndroid向けにリリース。OpenAIやGoogleのモデルも統合し、SNS投稿のクリエイティブ制作を支援します。情報ソース
Nvidia CEO、「主権AI」構想をEU首脳に提唱
Nvidiaの黄仁勳CEOはEU首脳会議で、地域内にAIインフラを構築する「主権AI」構想を訴え、エネルギー・データセンター整備の重要性を強調しました。情報ソース
米国でAIチャットボットがニュース消費に台頭
米国ではAIチャットボットやポッドキャスターがニュース情報源として台頭し、従来のテレビやニュースサイトを上回る消費動向が確認されました。情報ソース