サマリ
本日（6/13）の国内ニュースでは、企業内起業家支援向けのAI伴走プラットフォーム「イントレAI（β版）」開発を皮切りに、JTPの「Third AI」ソリューションが最新の動画生成AIモデルSoraに対応、NECの輸出入品税番判定支援ツール「AI税番判定サポート」の提供開始、カスタマークラウドのAIキャラクター生成サービス「KusaPics」による数秒キャラ生成、東北新社が自律映像生成AI「ZQ」を共同開発、IBMが生成AI時代に向けたエンタープライズデータスタックを簡素化するなど、多彩な業種で生成AI実装の新戦略が発表されました。海外では、MetaがScale AI株式の49％取得によりデータラベリング基盤を強化し、OpenAIが協業継続を表明。AMDは次世代AIサーバー「Helios」を発表し、MattelがOpenAIとAI玩具開発提携、GoogleはScale AIからの切り離しを検討。また、独テレコムとNvidiaによる欧州向けAIクラウド構築が進行し、ハードウェア・ソフトウェア・サービスを横断する生成AIエコシステムの再編と競争が一段と激化しています。
国内の生成AIニュース
企業内起業家支援「イントレAI（β版）」開発
インターウォーズが生成AI搭載の実践型AI伴走支援ツール「イントレAI（β版）」を開発。第31期イントレプレナー塾で先行導入され、事業計画作成を自動化。情報ソース
「Third AI」が動画生成AI「Sora」に対応
JTPの生成AIソリューション「Third AI」が、OpenAI開発の最新動画生成モデル「Sora」に対応。リアルで想像力あふれる動画生成をビジネス活用可能に。情報ソース
NECが「AI税番判定サポート」を提供開始
NECは生成AIを活用し、輸出入品の税番特定を支援する「AI税番判定サポート」を提供開始。通関士業務の効率化を支援。情報ソース
「KusaPics」で数秒キャラ生成を実現
カスタマークラウドがAIキャラクター生成サービス「KusaPics（くさピックス）」を日本初紹介。数秒で“かわいい”キャラクターを自動生成。情報ソース
東北新社が自律映像生成AI「ZQ」を共同開発
東北新社がリアルタイムに映像を生成し続ける自律映像生成AI「ZQ」を共同開発。サイネージやイベント演出への応用を目指す。情報ソース
IBMがデータスタックを簡素化
IBMは生成AI時代のエンタープライズ・データ・スタックを簡素化する新戦略を発表し、企業のAIインフラ導入を支援。情報ソース
海外の生成AIニュース
Meta、Scale AI株式49％取得を完了
Metaがデータラベリング企業Scale AIの49％株式を143億ドルで取得し、AI開発部門の強化を図る。情報ソース
OpenAI、Scale AIとの協業継続を表明
OpenAIはMetaのScale投資後も同社との協業を継続すると発表。多様なデータベンダーとの連携重視を示す。情報ソース
AMD、新AIサーバー「Helios」を公開
AMDは次世代AIサーバー「Helios」を発表。2026年投入予定の最新チップ搭載で、OpenAIがMI450ベースのインフラ導入を計画。情報ソース
Mattel、OpenAIとAI玩具開発で提携
BarbieメーカーのMattelがOpenAIと協業し、今年中に初のAI搭載玩具・ゲームを発売予定。情報ソース
Google、Scale AIとの契約見直しを検討
GoogleはScale AI最大顧客として、Metaの株取得を受け契約見直しを検討。年間2億ドル前後のデータ取引に影響懸念。情報ソース
独テレコムとNvidia、AIクラウドを共同構築
ドイツテレコムとNvidiaが提携し、欧州製造業向けのAIクラウドを構築。Nvidiaが10,000基のGPUを提供。情報ソース
