6/16生成AI関連ニュースまとめ

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サマリ

6月16日の国内では、大日本印刷が統計データ連携の生成AIマーケティングサービス「ペルソナインサイト」を発表し、AIエージェント事例共有会「AI Agent Day 2025 Summer」の登壇者が公開。リーガルテックの特許支援プラットフォーム「Tokkyo.Ai」が開始され、SUPERNOVAの法人向け生成AIサービス「Stella AI for Biz」が提供開始。TXP Medicalが研究センターで生成AI音声入力アプリのトライアルを開始し、AMBLが一気通貫支援の「Generative AI Suite」をリリースするなど、業界特化から教育・研究、エージェント運用支援まで多彩なサービスが続々登場しています。

海外では、Nvidiaが「主権AI」の必要性をEU首脳に訴え、Amazonがオーストラリアへ約200億豪ドル投資してAI向けデータセンターを拡張。GoogleがScale AIからのシフトを計画し、OpenAIがGoogle Cloudとの異例提携を締結。xAIは50億ドル規模の債務調達を計画し、TemasekがMicrosoftらと共にAIインフラ連携体制「AIP」に参画するなど、クラウド・データ基盤から資金調達までグローバルAIエコシステムの再編が進展しています。

国内の生成AIニュース

DNP、統計データ連携の生成AIマーケティング開始

大日本印刷は総務省統計と連携し、100人の仮想生活者に生成AIでチャット調査ができる「ペルソナインサイト」を6月30日より提供開始。コストと時間を大幅に削減し、深層心理を可視化します。情報ソース

「AI Agent Day 2025 Summer」登壇者発表

AICX協会は7月開催の「AI Agent Day 2025 Summer」にて、製造・交通・航空・保険など12業界のAIエージェント導入責任者が登壇し、実践知見を共有します。情報ソース

日本初、特許支援プラットフォーム「Tokkyo.Ai」提供開始

リーガルテックはAIエージェントを搭載した特許支援サービス「Tokkyo.Ai」を6月16日にリリース。自動要約や権利範囲案出力で業務効率化を図ります。情報ソース

Stella AI for Biz、法人向け生成AIサービス提供開始

SUPERNOVAは6月16日、組織横断で利用できる生成AIプラットフォーム「Stella AI for Biz」を月額1,980円で提供開始。無料トライアルも展開します。情報ソース

国立成育医療研究センターで音声入力アプリ試験導入

TXP Medicalは6月16日、研究センターに生成AI音声入力アプリのトライアルを導入し、医療現場の入力作業を効率化します。情報ソース

AMBL、企業向け「Generative AI Suite」リリース

AMBLは6月16日、社内データ連携からRAG、AIOpsまで一気通貫で支援する「Generative AI Suite」をリリース。AzureやOpenAIとの連携を特色とします。情報ソース

海外の生成AIニュース

Nvidia CEO、EUに「主権AI」構想を提唱

Nvidiaの黄仁勳CEOはEU首脳に対し、AIインフラの欧州内構築を促す「主権AI」構想を訴え、エネルギー・データセンター整備の必要性を強調しました。情報ソース

Amazon、豪州に約200億豪ドル投資

Amazonは2025~29年に豪州でデータセンター基盤に約200億豪ドルを投じ、生成AI向けワークロードを支援。再生可能エネルギーへの出資も拡大します。情報ソース

Google、Scale AIとの契約見直しを検討

GoogleはMetaのScale AI出資を受け、同社とのデータラベリング契約を見直す計画を示唆。年間約2億ドルを使用しています。情報ソース

OpenAI、Google Cloudとの提携を拡大

OpenAIはMicrosoft依存を緩和し、Google CloudとのComputeリソース提供契約を締結。Stargateデータセンター向けに多重化を進めます。情報ソース

xAI向け債務調達をモルガン・スタンレーが主導

モルガン・スタンレーはElon MuskのxAI向けに50億ドル規模の債務パッケージを組成中。銀行は「ベストエフォート」で提供し、金利約12%で売出予定です。情報ソース

Temasek、AIインフラ連携体制に参画

シンガポール投資公社TemasekはMicrosoftやBlackRockらとともにAI基盤投資コンソーシアム「AI Infrastructure Partnership」に参加し、最大1,000億ドル規模のインフラ整備を計画します。情報ソース

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