6/6生成AI関連ニュースまとめ

サマリ

本日(6/6)の国内ニュースでは、Generative AI Japanが「生成AI大賞2025」を発表し、日本国内における生成AI活用の優れた事例を表彰する取り組みが本格化。SHIFT AIは「AI Driven エンジニアコース」に新たにユニットテスト自動生成編を追加し、エンジニアのAI活用力を強化。Jizaiが業界特化型AI DXサービスを開始し、多様な業界での生成AI導入を推進。Kotoznaはノーコード型生成AIチャットボット構築サービス「Kotozna TPG」を提供開始し、企業固有情報を活かした自社開発を可能に。スクールガーディアン主催の教育生成AIセミナー開催で、学校現場の実践的活用を支援。日立はNVIDIAと協業を拡大し、グローバル顧客向けのAIトランスフォーメーションを加速。これらは、リスキリング・業務効率化・教育・ビジネス変革など多分野にわたり、生成AIの社会実装が一段と進展していることを示しています。

国内の生成AIニュース

「生成AI大賞2025」開催へ

一般社団法人Generative AI Japanは日経ビジネスと共同で、生成AIの優れた活用事例を表彰する「生成AI大賞2025」を開催すると発表。7月からエントリー受付を開始し、12月に授賞式を予定。情報ソース

SHIFT AI、「AI Driven エンジニアコース」にユニットテスト編追加

SHIFT AIは法人向け生成AIリスキリングサービス「AI Driven エンジニアコース」に、GitHub CopilotやCursorを活用したユニットテスト自動生成スキルを習得できる「ユニットテスト編」を追加し6月6日より提供開始。情報ソース

Jizai、業界特化型AI DXサービスを開始

株式会社Jizaiは6月6日より、製造・流通・小売など各業界に特化した生成AIソリューションを提供する「業界特化型AI DXサービス」の提供を開始。企業の業務課題に合わせたAI化を推進。情報ソース

Kotozna、「Kotozna TPG」提供開始

Kotoznaは6月3日より、企業固有データをもとにノーコードで高精度な生成AIチャットボットを構築できるサービス「Kotozna TPG」を提供開始。月額3万円から利用可能とし、多言語対応もサポート。情報ソース

教育現場向け生成AIセミナー開催

スクールガーディアンは6月6日、「生成AI活用セミナー」をオンライン開催。元文部科学大臣政務官の村井宗明氏らが講師を務め、校務効率化や学習支援に向けた生成AI導入の実践方法をレクチャー。情報ソース

日立、NVIDIAと協業拡大

日立は6月6日、NVIDIAと協業を拡大し、グローバル顧客向けのAIトランスフォーメーションを加速すると発表。共同でAIインフラやソリューション開発を推進し、産業向けAIサービスを強化。情報ソース

海外の生成AIニュース

英法曹、AIで生み出された架空判例への警告

ロンドン高等法院の裁判官ヴィクトリア・シャープ氏は、弁護士がAIを使って架空の判例を引用した場合に法廷侮辱罪や刑事罰が科され得ると警告。生成AIの誤用が司法制度への信頼を脅かすと指摘し、規制強化を求めた。情報ソース

OpenAI、中国のグループによるChatGPT悪用増加を報告

OpenAIは、生成AIを秘密工作に利用する中国のグループが増加しているとする報告書を6月6日に公開。規模は小さいものの、対象が限定的であり、今後も監視を続けると表明。情報ソース

AIが法科大学院試験でA+を獲得

最新世代の生成AIモデル「o3」がメリーランド大学法科大学院の期末試験で複数科目A+を獲得したとの研究報告が6月5日付で公開。前モデルから大幅に能力を向上させた一方、最新判例の知識不足が弱点と指摘。情報ソース

Amazon配送・物流業務に生成AI導入

Amazonは倉庫内ロボットにAIを活用し、配送ドライバー向けに生成AIで生成した高度なマップを提供開始。複雑な建物での配達精度を向上させることで、出荷効率をさらに高める。情報ソース

コード生成スタートアップが高額評価調達

コード生成分野のスタートアップが急成長し、San Francisco拠点のCursorが9億ドルの資金調達で評価額100億ドルに達するなど、AIを活用したソフトウェア開発の自動化が加速している。情報ソース

米FDA、生成AIツール「Elsa」を全庁導入

米食品医薬品局(FDA)は、書類作成や臨床プロトコルレビューを支援する生成AIツール「Elsa」を正式に全庁導入。科学審査業務の効率化を目指し、GovCloud上で運用を開始。情報ソース